2008年5月3日 星期六

抗凝固剤に不純物 患者に投与

NHK


大阪の製薬会社が製造した、血液が固まるのを防ぐ薬の原料から不純物が検出され、同じ原料から作った製品の自主回収を始めました。一部はすでに患者に投与されていましたが、今のところ不純物が原因とみられる副作用は報告されていないということです。

自主回収されているのは、大阪の製薬会社「扶桑薬品工業」が製造・販売する「ヘパリンナトリウム」で、主に 人工透析の際に血液が固まるのを防ぐために使われています。アメリカでヘパリンナトリウムを投与された患者に副作用が相次いだことを受け、製薬会社が原料 の成分を詳しく分析したところ、微量の不純物が検出されたということです。このため同じ原料から作られた36万本余りの製品のうち、すでに出荷された23 万本余りの自主回収を始めました。製薬会社によりますと、出荷された製品の一部はすでに患者に投与されていましたが、今のところ不純物が原因とみられる副 作用は報告されていないということです。この原料は中国で生産されたあと、アメリカで加工されたということで、製薬会社は混入の原因を調べることにしてい ます。国内でヘパリンナトリウムの原料から不純物が検出されたのは4例目ですが、患者に投与されたのは初めてです。

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